Exceed-blue-S

ヨヲン
【対象者】・・・三百八十万円/各
「ミキノブセイオン」
特殊な技能を大きく発展させた霊体。それで世界を構築し続けるために、保身を第一としている。この種の霊体には素早く機械的に巨大な不幸を落とされることがある。逆に落とした方は浮上し楽になる。いつかはそれに準じた報いを受けさせる事が、他の無用な霊トラブルを牽制することに繋がる。忘却してはならない事がある典型。

「ミアヲナミノヲン」
霊視能力が異常に強い存在というのは、あらゆる隙間があれば入り込んでこれる傾向がある。どんな存在・属性でもそのような者はいるしありえるという事。しかしその秀でた能力は一つの能力の中の話であって、そのビジョンが何を示すのかを知る精度とは又別問題。そこに目をつけて対処すれば、逆に翻弄することも可能。

「ホズノミソンヲン」
強い者についていけば無類の強さを発揮する霊体。いわゆるコバンザメ型。その傘のもとでは長くいるほど非常に大きな存在力となって多方に勢力を発展させる。それは一見対処霊体の本体かと見紛うほどである。しかしもとのコアの力は小さく、何らかの欲望や執念などが原動力となっていることが多い。明確で精緻な切り分けに特化した処置法。

ブンデレカオス
【対象者】・・・三百八十万円/各
「シオリカシヨ」
自らの天性の強い素質を更に増大させるため、全てを打算に考え行動する。そのために奪う手段は大きく伸びてくるしその長さは最長クラス。稀に隙があるので付け入ることはできるが、その素質ゆえに大崩れすることはなく、野放しにするといつか手遅れになる。影響力を持ちつつ防ぎながら得て行くサイクルを続けるのが効果的。

「マカシコヨイヨ」
満ちていない者はそれを満たすために求めるもの。又、満ちていない者を見つけるとそこに付け入って満たそうとする。魂魄の上下動が激しい場合精神が未達の場合が多く、周囲に悪因を結果として撒き散らし疎んじられる。この種については可能な限り一切縁から遠ざけなければならない。

「クタラサクラ」
物静かな魂魄。一見無害を装うが、先を進む背後の属性が悪辣。大きく伸びる手はこの本体からとその背後の属性からとの見分けが要るしとても厄介。積み重ねて相乗を完成させるべくその手段を選ばない。これにも影響力を行使しながらも得て行く事が重要。本体、その背後と双方に警戒を怠ってはならない。

「ミカラクシン」
最も多勢を集める広い顔を持っている。その流れで自身を広義の霊的世界での影響力を大きくしていこうとしている。本来自力での突破力はさほどないが、周囲を巻き込んで便乗する力を利用することに長けている。特定の属性にはあまり害は起こせないが、同じくらいのエネルギー勢力とみなされると目の敵にされる。属性をうまく操って利用する必要がある。

「カヲイヨヲン」
最も大切なものを狙って奪っていく。その為の努力は一切惜しまない。この積み重ねが曲者でなまじそれが奪う素質を強く押し上げていく。果ては運命の対象相手についても強奪していくほどのもの。これを相手にする場合は逆に何を狙われているかを先に考えないと手遅れになる。奪われると再起が難しい。

「アイオヨヲン」
基本的には浅い思考で活発に動くが、串刺していくタイプの嫌らしさがある。その素質があり、取っても他面で回復するのであまりこたえない。ひょっこり系ゆえに現れた時が狙い目。そうでないときにいくら注いでも徒労に終わるしいざという時に気づけずに運気・気力共流出が続いてしまう。正確性とその限られたタイミングでの勝負強さを求められる。

「ミヲカラサン」
真似をして罪を重ねる霊属性。積み重なる因果応報は本来甚大。他方に才能があるので、それを最小化する術を知っている。真似はそのオリジナルのエネルギーを相対的に奪うことに均く、生き方としては一旦のハンデを背負う霊構造。表面では栄華を誇ろうが尊敬されることはなく、大いなる存在は寸分の狂いなく全ての履歴をカウントしている。仕組みは単純なので、その根元を膂力で折れば再起は当面難しい。

「チヨヲカラン」
ずさんで横柄な性質だが、いくつかのパターンを持っており生き方として保険をかけている。常に複数のチャンネルで得ている特徴があるので、単純な一本やりの処置では通用しない。縁を持つと異物となって発展の邪魔をするので、先に排除することを想定しながらそれまでは相殺して性質を消すことを考える。

「ソエブカシン」
範囲外の危険は犯さないが、己を中心として能力を誇示しながら提供することで他の霊体を使いこなすのに長けている。元来はそもそも奪い取ったその能力は、目的を成す時には見返りを求める。時に制約が発生して溢れることもあるが、達成することを重ねて練度を増して行く。カムフラージュ能力があり、パワーゾーンにも平気で居られるので通常の法則から逸脱する面もある。

「ヨピヨヲオ」
元々は打たれ弱いが、特定の広い属性に対して強い耐性。その対象となっていると、その分だけ厄介さが増す。ついて来てはさらっていくし、悪運を投げつけてくる。拾う気もあり。疫病神。自己主張が強くない者には天敵となる。この種は属性次第では非常に難儀ゆえに、全く備わって居ない異種の手法で対処を要する。